仮面ライダーディケイド 19話「終わる旅」
後編、いい話でした。ディケイドという機会に、やり残したことをちゃんとやり遂げてくれた白倉Pはじめスタッフの皆様に感謝します。
妄想の中では繰り広げられていたシーンをこういう形で実現してくれたのは嬉しかったです。ありがとう。
でも、今回のディケイドで「(いい意味で)単純化した響鬼」の、残滓が私にとっては「響鬼」なんだよなあ、と実感しました。
- 牛鬼、強い。
- アキラちゃんの変身には感無量です… よかったよねぇ、変身できてっ!
- 烈斬を使うトドロキというのにも、なんか感無量。
- デビキさん、服はちゃんと自分で着たんだ!がんばったなあ…
- アスム・トドロキ・アキラの三人で力を合わせるいいシーン、あそこがまたあのザンキさんが亡くなった川べりなんですね…
- 牛鬼の設定は、「牛鬼を倒したものが牛鬼になる」かと思ったんですが、心が鬼に飲み込まれる…と。オリジナル放映中のあの頃に、色々と妄想した裏設定が実現!オリジナル後編の朱鬼さんとか、あのあたりも髣髴とさせますね。
- なぜトウキさんの烈凍(リペ)で魔化魍復活の儀式って…
- 頑なな師匠連中がどうするのかと思ったら、展開早っ!
- ザンキさんはともかく、イブキさんがアキラちゃんに譲るのは年齢的には早すぎるような気がしますが。
- 和服が似合うなあ、ザンキさん。
- 「お前はもう師匠だろうが」って、オリジナルでザンキさんがイブキさんに言ったセリフ。
- …あの暑苦しいトドは、何かのサービスなんでしょうか。*1ワンセグの字幕のザンキさんのセリフに吹いた。
- 海東、なんかマッチポンプ。でもちょっと今回はいい人。
- 海東の「言っておくけど、僕は君よりもずっと前から、通りすがりの仮面ライダーだ」には、通りすがりでしかない悲しさが感じられて、なんかよかったです。
- アスムが響鬼に変身したときに出た「響鬼」は、あれはオリジナルのそのまま! ああ、このために他の文字はああいうアレンジにしたのか。なんか腑に落ちた。
- 牛鬼を倒すときのオリジナルBGMに、なんか涙でた…
- 音角の受け渡しのシーンも泣けました。なんか、「ヒカルの碁」の148局を思い出しました…
- やった、バケガニ登場!
- 今回、ディスクアニマルが出なかったのが残念でしたが、まあ響鬼さんがくすぐったいことをされて巨大アカネタカに。
- アカネタカの声はかわええなあぁぁ!
- 鼓弦管によるセッションには鳥肌が立ちました。これを見れて、ディケイドで響鬼をやってくれて、本当によかったと思えました。
- 松田さん、もう一度顔だけ変身解除できて本当によかったね。
- 来週は、音也登場!
鼓弦管によるセッションは本当に素晴らしかったです。でもこれって、本来であれば、本篇でやるべきことだったんですよね…
ナナシの回のときに感じたがっかり感が、やっと払拭されました。あの時にちゃんとやってくれたら…いやいや、あの段階ではまだ早いか。
最終回、オロチの時のに関東十一鬼でやってくれれば「いい終わりだった」と言われていたのかも…
東映公式の白倉Pの文章みたかぎりでは、オロチのときにそれをやりたかったけど、スケジュールとか予算とか時間とかモロモロの都合で断念したのかなあ…と思いました。そのあたり、白倉Pがどこかでインタビューに答えてくれればいいんですが。
アキラちゃんがちゃんと鬼になってくれたのも感涙ものでした。
あと、アスムがヒビキさんの弟子になって鬼を受け継ぐというルートも、一度見てみたかったのでこうして描いてもらえたので嬉しかったです。でも、こうやってみてみると、細川ヒビキと楽人あすむには、このルートはふさわしいとは思えないなあ、という風に感じました。うまく言葉にできないけど… 細川ヒビキと楽人あすむは、ああいう道を選んでよかったんだなあと思えることができるようになったのも、今回のディケイドのおかげです。
もうひとつ、オリジナル響鬼で、ヒビキとあすむがやるべきドラマの一部がザンキ・トドロキ師弟にいってしまったことについて、ずっともやもやしたものがあったんですが、これもこうなるしかなかったんだなあ、と改めて思いました。
さあ、これから響鬼一話をみよう。
*1:釣られないクマー