劇場版仮面ライダーキバ「魔界城の王」

映画、おもしろかったです。あと一回くらいは見に行きたいくらいですが、ちょっと時間的に無理かも。
ゴーオンジャーは熱くておもしろくて、キバは「親子の愛」に泣かされました。ただ、「映画だから」ということで色々と夢のシチュエーションを詰め込みすぎたせいか、時間が足りなくてガシガシカットされて、話がブチ切れになっている感が…
今回時間足りなくてカットされた分も、DC版には収録されると思うので、そちらに期待です。

以下、ネタバレ感想。
まずは松田さん(次狼さん)関係。

  • ラモンの中の人がブログで「撮影期間2日」と書いていたから、お城組は出番は少ないだろうなあ…とは思っていましたが、やっぱり少なかったです…合計で1分程度なんじゃなかろうか。 でも、その短い出番がものすごくカッコよかったから、満足でした。
  • 最初の方の、椅子に座っている次狼さんの、顔から下を映したカット、ドキドキするほどカッコよかったです。セリフも、動きもないのに、なんで座っているだけであんなにカッコいいんだろう…
  • カードをめくる手の動きが、これまた!
  • ドランの中では、それなりに外の動きを知ることができるってことなんですかねぇ。
  • 「俺はどっちでもいいがな」の次狼さんがこれまた! あの着崩したタキシードは素晴らしいですねぇ。あれを大画面で見れただけで、映画代の元はとった!と思いました。
  • 渡が「次狼さん」って… 秋くらいまでには、渡も何度もドランの中に入って、3人とそれなりに親しくなっているのかしら。
  • 時を超える描写はわりとあっさり。でもあの3人が鍵を預かっているということは、単純に「閉じ込められている」だけじゃなくて、ある程度の管理権限も渡されているのかしら。
  • モンスター3人がキバと並んで戦う図は、予告で知って心待ちにしてたのですが… なんかあっさり登場、あっという間に終わってしまいました。もうちょっとじっくりみたかったですが、今回はこれより重要なシーンもガシガシカットされているから仕方ないか。 でも、城から出られないはずの彼らがなぜ出てこれたかとか、今後本編で同様のシーンが出てくるならちゃんとフォローが欲しいなあ。
  • 現代の次狼さんが過去の音也をみて、どんな顔をするのかをみてみたかったです。

全体的な感想。

  • ずっと音也のターン!という感じ。音也はいつも通り愉快で、その上カッコよくて、泣かせてくれて。渡を引き戻そうとするシーンの音也がすごくよかったです。
  • 名護さんが、キバを襲ってないよ!それだけでヒーローぽく見えるから不思議な感じ。今回はひたすらボコられていた感じですが、最後の最後でいいところを見せてくれました。あと、しょぼーんとしながらボタンをいじっている姿がかわゆすぎた…
  • 一番燃えたのは、音也と名護さんのイクサへの変身シーンが重なるところ。
  • 麻生親子の同時変身もカッコよかった! 本編で今まで負け続けてた分、余計にカタルシスがありました。
  • 渡も、最初の頃から比べると、しっかりしてきたなあという感じが。人質にされたヒロインを、ちゃんと生身の自分の力で助けたし。お父さんと会えてよかったね。
  • 渡の女装の意味がわかりません… うーん、前ふりとなるエピソードもカットされちゃったんだろうなあ。
  • 親子風呂のシーンもカットされちゃったのね。
  • ゆりが音也に対してツンだったのがなんだか不思議でした。本編のゆりは、今は音也にデレデレですから… 脚本書いたときには、まさかあんなにゆりがデレるなんて想定してなかったんでしょうね。でもゆりと音也はこれくらいの距離感の方が好きです。
  • 戦闘シーンがとにかく多くて、見ごたえありました。

映画館で隣の席にいた5歳くらいの男の子が、ドラマの部分ではダレていたけど、戦闘シーンになったら前のめりになって、食い入るようにみていたのがほほえましかったです。でもその子のお姉ちゃん(6,7歳くらい?)が、レイが出てきたときに「若本声!」とツッコミを入れていたのにびっくりしました。どんなヲタクの英才教育を受けているんだ…