仮面ライダーキバ第17話「レッスン・マイウェイ」

今日はちょっと微妙でした。

OPみたいな豪華なバラのベッドが耽美で素敵。
待望の渡のお城入場は、予想どおりあっさり終了。でもバッシャーやドッガが渡に対して冷たいのは意外でした。
ガルルが「音也との約束がある」。おー。音也と次狼の関係は今のままでは終わらないだろうとは思っていましたが、これからどう変わっていくのか、楽しみです。
あんなところでのアーチェリーは危ない。
過去編、ルークとの対決がまるでなかったかなのような、のんきな展開にびっくり。たぶん、あのあと仇を乗り逃したゆりと次狼が気持ちの整理をつけて、次狼と音也がイクサの副作用で倒れて回復して…くらい、作中で時間が経っているせいもあるのかなあ、と思いますが。
いい人だと思った人たちはみんなファンガイア。いや、人間もいたじゃないですか。名護さんとか…　でもある意味、ファンガイアよりたち悪い人ですけどね。
ボタンとりこそねて、ボタンに執着して追いかけていく名護さん。車をずっと走っておいかけてたんですか。鍛えています。
でもこの名護さんにはどうも違和感が。名護さん、頭おかしい人ですけど、こういう方向の頭のおかしさというのはしっくりこないです。
名護さん、相手ファンガイアだとわかったのに、イクサに変身して戦わないのでしょうか。
名護さんを殺さずに放置したファンガイアの方も謎。
過去は今回戦闘シーンはなし。
音也のハジケっぷりは楽しかったですけど。
飲食店にトイレ掃除道具を持ち込んだり、振り回したりするのはたとえドラマでも不愉快。
次狼さんと音也、なんだかすっかりなれ合ってます。次狼さんの正体バレ前に戻ったみたい。ガチバトルしてた頃の、殺るか殺られるかみたいなピンと張りつめた空気が好きだったんだけどなあ。
ビリヤードしている次狼さんはカッコいい！
キバとファンガイアが戦っていたら、キバの方を襲う名護さんは相変わらず最高です。
カードをはじくガルルの指のうごきにうっとり。
イクサの笛の音に騙されて、奪われてしまったガルルセイバー。ガルル、ますます駄目っ子ぶりに磨きがかかってます…

ビジュアルガイドも含むネタばれ話。
渡母が20話あたりででてくるということだから、次の19,20話は重要な話になるだろうし、17,18話はその前の息抜きみたいな話として用意されたんでしょうか。話があんまり動いていないのも、ゲスト脚本家だからなのかもしれないし。
音也と次狼との約束、作中でどんな描かれ方をするのか楽しみです。音也が過酷なわが子の運命を思って、次狼にわが子を守ってほしいと真正面から頼むというのもいいし、何気ない冗談みたいに言われた言葉を、音也がいなくなってから次狼が律儀に「約束」として守っていくというのも、これはこれで切ない。
二人の関係の今後の移り変わりが楽しみです。
でもバッシャーやドッガの言葉からすると、音也と深く交流するのは次狼さんだけで終わるのかな…　力やラモンも音也によって何か変わってほしかったんですけど。

ただ、武部Pの話からすると、次狼さんはわりと早めに封印されてしまうように思えますが、そうなると次狼は渡誕生以前に幽閉されるような気がするんですが。じゃ、音也との「約束」はどうやって結ぶことになるんでしょうか。次狼がファンガイアに幽閉された後、ファンガイアを倒して（？）ドラン城の主となった音也が城の中で次狼を訪ねる、という感じになるのかなあ…

あと、渡が光の方にいくのに対して、恵と名護が逆に闇に向かうというのが気になります。それと健吾と渡について、「あのときはあんなに仲よかったのに…」って、健吾の今後も心配。