読了本:須賀しのぶ「アンゲルゼ―孵らぬ者たちの箱庭」

アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭 (アンゲルゼシリーズ) (コバルト文庫)

アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭 (アンゲルゼシリーズ) (コバルト文庫)

新シリーズ。今回は、"天使"たちと人間が戦争している、パラレルワールドの日本を舞台にしたファンタジーです。シリーズ一冊目は物語の序章という感じでした。ヒロインはラストでずいぶんと過酷な状況に置かれてしまいましたが、今回のヒロインは図太く生命力旺盛だったカリエとは違って繊細な子だから、いろいろと心配です。
敷島さんがとても素敵な軍服メガネでした。さらっと恐ろしいことを漏らしていますが、→アンゲルゼを増やす…というのもアレですが、食糧はどうするんですかね? 調達ルートがあるのかな。別に人間じゃなくても生命維持はできるのかなあ…← そのあたり須賀さんだから結構エグい設定になっているんじゃないかと期待。