読了本:岩佐まもる「コードギアス 反逆のルルーシュ (STAGE-3-SWORD)」


あいかわらずアニメ本編の行間を上手に埋めていて、おもしろかったです。特にスザクの複雑に屈折した感情やブリタニア内政周り。過去の思い出が美しすぎるからこそ現在のスザクを無意識に「否定」してしまうルルーシュと、過ちも含めたスザクの全部を受け入れようとしたユフィとの対比というのは、読んでてなるほど、と。スザクとユフィが手探りで互いに近寄る過程が微笑ましくて、だからこそ切なかったです。