読了本

七都市物語 シェアードワールズ (トクマ・ノベルズ)

田中芳樹の七都市物語 (ハヤカワ文庫JA)をモチーフに、4人の作家が競演したシェアワールドノベル。執筆者がSF、軍事畑の人たち（？）だったためか、世界の枠組みを変えようとすることに主眼をおいているお話が多かったです。それはそれで面白かったですが、個人的には本家のお話では個性的なキャラクターをめぐるやりとりが好きだったので、彼らの出番がほとんどなかったのが物足りなかったなあ、と。
そういえば、私がこの本を店頭でみかけたのは一度きり（その時に購入）なんですが、それは徳間がノベルズが棚で場所を取れないからだけなのでしょうか。