読了本: 林亮介「迷宮街クロニクル 1〜4 生還まで何マイル?/散る花の残すもの/夜明け前に闇深く/青空のもと 道は別れ」
- 作者: 林亮介,津雪
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おもしろかったです。Web版は途中までは読んでいたのですが、PCで長文を読むのはしんどいので最後まではいってませんでした… 当時、最後まで読んでいたら、同人版も買ったのに! 同人版、申し込みしなかったことを今更に後悔です。祭のPDF公開を待つしかないか。
作中、なんだかずっと気になっていたのは、「人類の剣」の手当てが月10万ということ。たしかに10万は大金だけれども、これだけで家族を養うのは無理な金額。持ち家か、田舎でつつましい生活をしているなら可能かもしれませんが… で、相当辛い修業の成果として、10万円じゃ割にあわないんじゃ…と読んでて気になって。もっとも、10万円は余禄で、好きで自分を鍛えていたら推薦されたとか、「家」で代々受け継がれていたから継ぐのが当然、とかそういう背景はあるのだと思いますが。
で、ずっと気になっていたけど、最後の鈴木(妹)の話で、「これはベーシックインカムか」と感じて、「あっ、そうか」と。才能によって、生き方の自由度は高くなる、と。
あと"ワードナー"はあの御仁なんですよね?作中では明確にされてなかったけど。