仮面ライダーキバ 10話「剣の舞・硝子のメロディ」

今回の話はおもしろかったです。音也がカッコよかった。

  • 砂糖を山ほど入れたり、オムライスを食べてたり、音也の味覚は子供なのかも。
  • 次狼さんのことを告発しても、全く信じてもらえない音也。まあ今までの言動を考えたら仕方ないですけど。
  • 過去組、階段アクション頑張っているなあ。
  • 次狼の正体を知っていても、全くひるむことなく次狼と対峙した音也はカッコよかったです。
  • 音也はこの段階ではまだバイオリン製作には手を出してないんでしょうか。
  • 車の前で待っている次狼さんが色気駄々漏れ。
  • 音也は変身することはできなくても、ファンガイアに大きな影響を与えることができている。生身のままでも「ヒーロー」なんだなあ、と。
  • 音也を高く評価しているファンガイアはこれで3人目。でもファンガイアばかりが高く評価しているのが皮肉。
  • 「君の顔はもう二度と見たくない」といいつつ、渡に呼び出されたら律儀にでてくる名護さん。
  • ガチガチの正義にこだわる名護さんに、やさぐれフラグが見えて仕方ありません。
  • いろいろなものを踏みにじる名護さん、ヒドス。
  • キバの月に対してイクサは太陽ですか。
  • 大村さんは哀れではあるものの、騒音に満ちた都会じゃなくて、田舎に住んでいたらもう少し楽に生きられたんじゃないかと思ってしまいます。

以下、公式サイト話を含むネタばれ。
おもしろかったものの、「よいファンガイア」問題の描写としては、少し物足りないものがありました。
ファンガイアにとって人間のライフエナジーとは何かの説明が本編中ではないので、「大村さんの音也との約束」の意味が分かりにくくて。ライフエナジーは生存に必要な食欲に近いものなのか、衝動は強くてもなくてもやりすごせる性欲に近いものなのかによって、意味も変わってきますから。
公式サイトの記述を読む限りでは、モンスターにとって人間のライフエナジーは糧であって、今回のファンガイアが22年間人間のライフエナジーを摂取しなくても生きてられたのは、貯めておく機能があったため…のようですが、最後にイクサに倒された時にライフエナジーが現れなかったのは、もう貯めていたライフエナジーが尽きていたからなのかなあ、と。だとするとどのみち大村さんは長生きはできなかったのかもしれませんね。

いずれ渡の母がでてきたときに、彼女の場合はライフエナジーの摂取をどうしているかをどういう風に描写するんでしょうか。いくらなんでも音也の恋愛相手がガチで人間を襲っているというわけにはいかないでしょうから、過去に仲間がドランに貯蓄していたライフエナジーだけで生きている、とかそのあたりかなあ。だからこそ、長寿なはずのファンガイアなのに、現代編ではこの世にはいない、と。

今回の放映分をみた限りでは、次狼さんにとっては、今の音也は脅威ではないからこそ、放置という感じかな。音也が何を言っても「素晴らしき青空の会」の人たちは信じないだろうし、殺すだけならいつでもできるだろうし。あとわざとゆりの名前を出してあおっていたのは、惚れた女のために戦おうとする音也を面白がっているのかも。
二人の力関係は、今はこういう形でもいずれは逆転するだろうし、そのときのガチバトルが今から楽しみです。