仮面ライダーキバ 第6話「リプレイ・人間はみんな音楽」

今回もおもしろかったです。

  • 名護さんに「キバは?」と問われて素直に自分を指す渡。そんなに簡単に正体ばらしていいんかい!と思ったらスルーされちゃいました。
  • 「素晴らしき青空の会」って、なんだか無農薬野菜か、怪しい壺でも売ってそうな名前だなあ。
  • 蜘蛛の人がものすばらしくキモくて、素敵。
  • 次狼さんはすべてがカッコよくて、大満足。
  • 音也とゆりの間になんかフラグ立った? 二人して捕えられているときの会話はよかったです。
  • 今回の音也は全体的に好感度高し。
  • 音也の言葉がゆりと恵を経由して、渡に伝えられて、その言葉をヒントに恵を助ける…という過去とのつながりはよかった。
  • ペンダントのつながりもよかった。
  • 次狼さんの変身シーン、めちゃめちゃカッコよかった…! もう、たまらんです。
  • バッシャーの子、かわいいなあ。
  • バッシャー、必殺技が自動追尾だったり、最後にちょんと触って粉々にするところが面白かったです。
  • ドッガのまともなセリフは、キバに召喚されるまではないのかしら。
  • 今回は渡が「恵を助けたい」という自分の意思で動いて、最後に演奏も披露する(でも病院でいいのかなあ…)と成長が見られたのでよかったです。
  • でも蜘蛛ファンガイアは結局取り逃がしたのね。また登場するんだろうなあ。

で、雑誌バレ情報も含む、今回の話+予告の話。
それにしてもガルルの怪人体への変身、服ごとの変身じゃなかったのに驚きました。上着を脱いで、さらに服を引き裂きながらの変身、デビルマンみたい。
元に戻ったら、上半身裸だし… さすがに全裸ではないと思うんですが。人間体に戻って全裸設定だと、シナリオの展開にいろいろと辛いところが出てくるのは、響鬼でわかっているはず。
ああいう変身の仕方をするのは、ガルルがファンガイアと違う種族であることを強調するためのものなのか、後日のシナリオに関係があるのか、単にカッコいいからなのか。いや、単にカッコいいからでもいいんですけど。

結局、ガルルが何者であるかの説明は一切ナシでした。公式サイトや雑誌等を読んでない人だったら、ガルルもファンガイアだと誤解する人もいそう。
ファンガイアと味方モンスターの違いって、「ファンガイアは人を襲うから悪いやつで、他の種族は人は襲わないから悪くない」になるかと思ってましたけど、違うみたい。

次回予告でガルルが人を襲っていたみたいだし、だとするとファンガイアと、他のモンスター種族は人間から見ると大して差はないような…
「素晴らしき青空の会」がファンガイアだけを敵視しているのは、単にファンガイアが多すぎて目立つだけだから? それとも他の種族の存在を知らないから?

ラストの次狼さんは、なんだか飢えているみたいに見えました。それで人間襲うということは、人間のライフエナジーを吸うというのは食欲に近いものなのかも。
今までもファンガイアは人に恋したりとかなり「人間的」な感情を持つ存在として描かれていましたが、音也やゆりに協力するモンスターなんだけど人も襲うという存在がいることは、ハンター組織の「正義」にかなり揺らぎが出てきそうです。
この問題は、渡の母親のファンガイアが出てきたら、さらに問題になりそう。人を襲うのが「食欲」で避けられないものであれば、「ファンガイアだけど人を襲わないから悪い人ではない」という風にはいかないだろうし。

そのあたりは、脚本家が脚本家だけに、勧善懲悪な話にはならないんでしょうね、たぶん。