読了本:かとりまさる/安藤慈朗「しおんの王」

しおんの王(1) (アフタヌーンKC)

しおんの王(1) (アフタヌーンKC)

しおんの王(2) (アフタヌーンKC)

しおんの王(2) (アフタヌーンKC)

しおんの王(3) (アフタヌーンKC)

しおんの王(3) (アフタヌーンKC)

しおんの王(4) (アフタヌーンKC)

しおんの王(4) (アフタヌーンKC)

しおんの王(5) (アフタヌーンKC)

しおんの王(5) (アフタヌーンKC)

しおんの王(6) (アフタヌーンKC)

しおんの王(6) (アフタヌーンKC)


コミックスは一巻が出た当時に買って読んで、その後はなんとなくご無沙汰だったんですが、アニメを見てたらとてもよい弟×兄だったので、既刊コミックスを購入しました。
一巻を買った当時、将棋マンガなのにプロ棋士による監修がないのを少し不思議に思ったのですが、アニメ化時に「原作者は林葉直子さん」というのを聞いて、腑に落ちました。だからこそ、女流棋士、しかも少女が主役だったんでしょうね。
プロの勝負師としての生き様や、「女流棋士」の置かれている立場のもどかしさとその壁を打ち破ってゆく強さ、そういう部分は読み応えあるんですが、物語のコアとなる「8年前の事件」の謎については、解決がぐだぐだになりそうな予感。微妙にネタバレ?→犯人予想。名人弟はあまりにも怪しすぎるから犯人ではないでしょうし。デジタルフォンの小林さんか、名人か、一美(かずよし)かの三択になりそうですが、それじゃ小林さんと予想。単なるカンですが。それ以外で突然現れたキャラというのじゃ、あまりにもアレだし。アニメと原作では犯人とか別になるのかな。