色々とバタバタしてて、すっかり更新滞ってました。
ミュージカルバトン、水筒さんにもらったんですが、できそうにないです。すみません…

任天犬もなー、一日二回のえさと水やり、1日おきの散歩とシャンプーでいっぱいいっぱいで。たまに気分転換に大会でたりはしていますが。
お金はたまってきたので、3匹目も飼えるんですが、二匹の世話で精一杯なのに、三匹は辛いですよ… かといって3匹のうち2匹をホテルに送り込む、というわけにもいかないし。
散歩の時間が短ければまだ楽なんですが(?マークを全部回ろうとする貧乏性がよくないと思う)

二十之巻 清める音

今更(本当に今更だ…)の感想。

  • ワンコだ… トドロキくん、ものすごいワンコぶりでした。
  • ザンキさんのやわらかい微笑みに、胸きゅんvでした。
  • ヒビキさんとザンキさんの一連のやりとりがすっごく好き。特にトドロキくんの気合をみてびっくりしたヒビキさんがザンキさんをみて、ザンキさんが「こういう奴なんだよ」みたいにいたずらっぽく笑ったシーン。
  • ザンキさんがまだ鬼である」というのは、音枷を返却していないから(あれは個々にあわせて作られているみたいだから、引退したからといって返却するようなものではないのかもしれませんが)、、「鬼」に変身することはできるというような意味なんでしょうか。だとしたらまたザンキさんが変身して戦うようなエピソードもあったりするのかなあ… 戦うシーンはみてみたいけれども、そんな展開になったら、ザンキさんに大怪我フラグが立ちそうなので、ないに越したことはないんですが。

ザンキさんがトドロキサポーターになるのは知ってたけれども、16話でザンキさんは「オレを真似るな」とトドロキくんを突き放して独立させただけに、ザンキさんがトドロキくんの飛車になる経緯をどう視聴者的に納得させるのかなあ…と思っていたら。
ストレートにきましたね。
ああやって、いっぱいいっぱいなのに、「ザンキさんに頼ったらダメだ」とわかっているから、必死でこらえて自分を鍛えることで乗り越えようとしているトドロキくんの真摯な頑張りぶりをみてたら、「助けてやれよ、ザンキさん!!」と思ってしまうもの。
それにしても、猛士はなぜこんな大変な時期に、新人のトドロキくんにサポーターをつけてあげなかったんでしょうか… 人手がよっぽど足りなかったのか、それともトドロキくんが断ったのか。
ザンキさんも、弟子が大変な状況になるというのはある程度予想していただろうに(あそこまで追い込まれていたというのは予想外だったのかもしれないけれども)、なぜトドロキくんの元から離れようとしたのでしょうか。戸田山くんを突き放すように独立させたからというのもあるだろうけれども、戦いに耐えられない自分の体を自嘲するような言い方からすると、「鬼」として戦うことにこだわっていたからこそ、戦えなくなったら前線から退きたかったのかなあ、とか想像してみたり。そのあたり、ザンキさんの中でも色々と葛藤があったのかもしれません。

今回の話はよかったんだけれども、逆にあの師弟はちゃんと師匠離れ・弟子離れができるようになるのかなあ、と別の意味で心配になってしまいました。

読了本

前作のあとがき読んだとき、私もすっかりワルキュラ攻防戦がラストかと思いこんでました。すみません。ロジスティックについての話が面白かったです。容赦ない戦争の話なので、かなり読んでて辛いものはありましたが。特に、犠牲となる兵士一人一人の命の重さに心を痛めることさえ許されない、最高責任者という仕事の辛さの描写とか。
僕らはどこにも開かない (電撃文庫)

僕らはどこにも開かない (電撃文庫)

電撃文庫初(?)のイラストなし小説。でもこれはイラストあった方がよかったんじゃなかったのかなあ、と思いました。
ダークな「ブギーポップは笑わない」という印象。ただ、もうすこし展開に捻りはほしかったかなあ。前作がボーイズラブ臭が強くて(さらに受もカプも私のタイプではないので)読むのが少々辛かったですが、今回はメインの話が書き下ろしのためか、そのあたりの臭気が薄くて読みやすかったです。事件が少しずつころがっていって、それに巻き込まれた人も変わってゆくあたりの描写とか、榎田さんはそういうところがうまいなあと思いました。