読了本:二ノ宮知子「のだめカンタービレ 25」

のだめカンタービレ(25) <完> (KC KISS)

のだめカンタービレ(25) <完> (KC KISS)

いよいよ完結。いつの間にか、のだめさんがものすごい人になってしまわれていた。千秋はまだまだこれからで、だからこそ彼のこれから先も見たかったけど、のだめが「あがり」になってしまって、ふたりの関係に一応ピリオドがついたからこそ、物語もここで終わりなんですね。今までとても楽しかったです。ありがとう。

読了本:阿部洋一「バニラスパイダー 3」

バニラスパイダー(3) <完> (講談社コミックス)

バニラスパイダー(3) <完> (講談社コミックス)

不条理な悪夢のようでいて、かつリリカルなエイリアン退治もの。すごく好きな作品だったのに、残念ながら三巻でおしまい。最後はものすごく物語が圧縮されすぎていたために説明が全然足りませんでしたが、逆に「考えるな!感じろ!」という意味ではよかったかも。もうちょっと話題になってもいい作品だと思うんだけどなあ… 作者の次回作に期待しています。

読了本:諫山創「進撃の巨人 3」

進撃の巨人(3) (講談社コミックス)

進撃の巨人(3) (講談社コミックス)

圧倒的不利な状況からの、はじめての反撃。ジジイの説教に燃えました。勢いのある作品だけに、「マンガランキング関係を総なめしそう」と思っていたら、実際にそうなっちゃいましたね。今後も今まで以上に熱い展開に期待しています。

読了本:羽海野チカ「三月のライオン 5」

3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス)

フラグが立った!フラグが立ったよ! 帯にも「ラブストーリー」と書かれていたし、これからラブ話にもなっていくんでしょうか。楽しみです。…それはおいといて、羽海野さんの痛みの描き方はすばらしいなあ。ちょっと前に、(たしかQJだったと思うんですが)サブカル誌で羽海野さんのロングインタビューがあって、「学生時代ずっと友達がいなかったこと」「お昼ごはんは飛び箱の中で隠れるようにして食べていたこと」を知って驚いてたのでした。零くんはかつての作者でもあるわけで… あと、この作品がヤングアニマルという作者の作風とはかけ離れた媒体で掲載されているのは、「編集者さんで書く場所を決めたから」だそうで。他の編集さんはハチクロのような作品をまた求めたんだけども、現在の編集さんは「将棋はどうだ」とすすめてくれたんだそうです。作者の新しい力をうまく引き出せるような編集さんに出会えて、作者も幸せだよね。そして、そういう作品を読める読者も幸せだ。

読了本:郷田マモラ「モリのアサガオ 番外編」

モリのアサガオ番外編 (アクションコミックス)

モリのアサガオ番外編 (アクションコミックス)

番外編というよりも、本編ではあまりにかけ足すぎた終盤のフォローという感じ。作者が自作のBL化を喜ぶような人とはいえ、「好きや!」にはあまりのことに「目がドコー」状態になってしまいました………

読了本:東村アキコ「海月姫 6」

海月姫(6) (講談社コミックスキス) (KC KISS)

海月姫(6) (講談社コミックスキス) (KC KISS)

突発事態を乗り越えていく展開が熱い。おもしろかった!